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シアトル留学中大学生のブログ

マイクロソフトのインターンを終えました -マイクロソフト退職エントリ-

 先日、日本マイクロソフトでのインターンを終えました。10ヶ月間という短い期間でしたが、大変充実した時間を過ごさせていただきました。ここで退職エントリーを書かせていただきます。

インターンに応募した経緯

 恥ずかしながら、マイクロソフトに興味を持ったキッカケは超単純。CEOが変わったことで新しくなったマイクロソフトの企業ミッション、

Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)

が単にかっこえぇぇぇ!と思ったことが始まりです。

f:id:taccho:20170831195915p:plainマイクロソフトCEOサティア・ナデラ

 この言葉に出会った時は、就活をしていて自分がやりたいことがうまく言語化できずにモヤモヤしていた時期でもありました。漠然と医療分野などに興味を持ってはいたもの、一体何をしたらいいのか本当に悩んでいました。その時にビビッと来た言葉はこれ。何十社という会社を見て来ましたが、ここまで惹かれた会社は他にはありません。

 そんなこんなで一瞬にしてマイクロソフト信者になってしまった私は、この会社の文化やテクノロジーを深く知るために、マイクロソフトの生態系に潜り込むことを決意します。その後、Microsoft Student Partnersとなり、そこからの繋がりでインターン生になることができました。

何をしてたの?

ディベロッパーエバンジェリズム統括本部という、マイクロソフト技術の啓蒙活動をしている部署の中でインターンをさせていただいていました。この部署で何をしていたかというと「アカデミっク」「スタートアップ」「HoloLens」という3つのチームの仕事を8割・1割・1割ぐらいの割合で行なっていました。

アカデミック

 勤務時間の8割をアカデミック関連の仕事に当てていました。アカデミックとは学生にマイクロソフト技術を啓蒙する仕事です。そして技術啓蒙を通じて学生のチャレンジを応援し、より多くのことを成し遂げることを支援することを目指します。具体的にはImagine CupというグローバルITコンテストを通じて、日本の学生に世界のフィールドで輝いてもらえるようにという活動を行ったり、あるいは学会のブースでマイクロソフト技術の紹介をする営業的な仕事もやっていたり、またある時は技術勉強会を開催したりみたいなこともしてました。

スタートアップ

 マイクロソフトはスタートアップ支援に力を入れており、そのスタートアップ支援の仕事も少しお手伝いさせていただきました。 アカデミックの案件とは違い、スタートアップをやってる方は、人生をかけたチャレンジをしている方々であり、僕にできることは少なく、逆にスタートアップの方から色々教えてもらうということの方が多かったことが印象に残っています。

HoloLens

 僕がインターンを初めた3ヶ月後に日本にやって来た新しいテクノロジーの結晶であるHoloLens。日本で爆発的な人気が出たこともあり、人手が足りていなかったので少しお手伝いをさせていただきました。コミュニティイベントでの運営や、HoloLensデモ体験でのインストラクターなど、とても楽しい仕事が多かったです。

インターンをして感じたところ

才能より、テクノロジーよりパッション

 マイクロソフト社員が大事にしているもの。それはみんな口を揃えて「パッション」と言います。テクノロジーは人間の生活を豊かにする道具にすぎません。目的でなく手段なのです。結局1番大事なところはそのテクノロジーを通じて人々の生活はどう豊かになるのか?どう人の役に立ちたいのか?そのパッションです。そんなことを社員の皆さんは四六時中考えています。

 これはすごく基本的なことのように感じますが、忘れがちなことなんです。特にテクノロジーカンパニーにいるとどうしても、テクノロジーが主人公になってしまいそうになる。しかしそうならずに、常に人のためにテクノロジーを使うというパッションがインストールされているところが素敵だなと思っていました。

働き方とダイバーシティ

 「働き方改革」という言葉。今非常に注目を浴びていますが、それを先頭に立って推し進めていっているのがマイクロソフトだと思っています。ある日、ちょっと遅めに出社したら上司が来ていませんでした。周りの社員に聞いてみたところ、「 〇〇(上司)さんは今日はオンラインにいるよ」という答えが返って来た。僕はその方から出たとっさに出た一言で、マイクロソフトが先進的な会社であることを痛感しました。それは別にリモートワークで家から仕事ができるから、先進的だといっているんじゃない。僕は「〇〇さんはオンラインにいるよ」という言葉の裏に、物理的に空間を共有していないにも関わらず、あたかも一緒に働いているかのような感覚を覚えた。それはつまり、その多様な働き方が深く組織に浸透しているのと、テクノロジーの力で物理的な距離を克服しているんだということ。(深読みしすぎかもしれない)

 ただルールを整えるだけではなく、文化レベルで働き方を変えていく。それもマイクロソフトの素敵なところだと思いました。

最後に

 こんな素敵な環境で10ヶ月も働けて本当に光栄に思います。これから留学に行きますが、行き先はシアトルということで、もう少しマイクロソフトとのご縁は続きそうです。今までお世話になった皆様、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。