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シアトル留学中大学生のブログ #ほぼ観光日記

UW発!膵臓がんを早期発見できるアプリ -シアトルスタートアップニュース#番外編

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ここではシアトルで見つけたスタートアップだったり、事業化していないが、これから社会にインパクトを与えそうだな思う研究などを書き残しています。

はじめに

 膵臓癌は他の癌に比べて死亡率が高いことで有名です。初期症状は無症状であることが多いことから早期発見が非常に難しく、大きな特徴である黄疸(※)が現れた頃には治療が困難な進行癌の状態であることが多いとのこと。

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(※)写真のように眼球や皮膚といった組織や体液が黄色く染まる状態。膵臓癌などによってビリルビンという物質が増えることで起きる。写真はWikipediaより。

 そんな危険な病気の早期発見を手助けするアプリをワシントン大学の研究者が開発しました。

膵臓がんを早期発見できるアプリ"BiliScreen"

 開発したアプリの名前はBiliScreen。専用のメガネをつけた状態でスマートホンで自分の目を撮影し、その情報を元に機械学習によって白目の部分から黄疸の原因であるビリルビンの値を予想することができます。黄疸も進行すれば目視で判断できますが、初期の状態は人間の目では判断することができません。その判断を機械の力で行えるようにしたのがこのプロジェクトということです。70人の被験者を対象に実施した試験では90%の精度を出すことができたということで素晴らしい成果が上がっています。

 一般消費者の手に届くのはまだ先のようですが、医療費が異常に高く、予防に力を入れてるアメリカでは、かなり流行るのではないでしょうか。

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専用のメガネは異なる条件下でも正確な結果を出すことをサポートします。

今後の展開

  先日、研究成果に関するプレスリリースがあったばかりで、今後どのような方向に打ち出して行くのかはまだあまり言及していません。保険会社とタッグを組んでアメリカで展開して行く選択肢や、格安で提供してさらなるデータを集める方向性に行くなど、様々な選択肢があり、今後目が離せません。また予防医学に関する認識が遅れている日本でも、ホリエモンらが主催している予防医療普及員会がクラウドファンディング等を行って、広まって行けばいいなと思います。

最後に

 日本でも年間数万人の方がなくなっている膵臓癌ですが、このようなアプリで早期発見ができるようになると、一体どれだけの命が救えるのでしょうか。今後の展開が非常に楽しみであり、非常に応援したいプロジェクトだなと思ってご紹介しました。

  また予防医学が遅れているという日本でも早く導入が進むように、今後もこのようなプロジェクトをチェックしていきたいと思います。

アプリのデモムービー(英語)

参考文献: New app could use smartphone selfies to screen for pancreatic cancer | UW News